ブラック企業 厚生労働省 調査

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◯厚生労働省は、「ブラック企業」を取り締まるため、5,000以上の企業などに
　立ち入り調査を行ったらしい。


◯田村厚労相が記者会見で、「ブラック企業は許しません! という思いは変わりません」と
　言っている姿は本当に格好良かったです。
　
　田村憲久厚生労働大臣
　

◯立ち入り調査の概要を、以下の３つの視点で確認してみましょう。

　＜調査概要＞
　　平成25年9月を「過重労働重点監督月間」とし、若者の使い捨てが疑われる企業等に
　　対して「過重労働重点監督」を集中的に実施。

　＜調査の対象＞
　　ハローワークなどの情報をもとに、若者の離職率が極端に高い「ブラック企業」の
　　疑いがある5,111の企業など（この”など”は事業所も含まれるため。）

　＜結果＞
　　◯対象の5111事業所のうち82％に当たる4189事業所で労働基準関係法令の違反
　　　・全体の４３・８％にあたる２２４１事業所で「違法な時間外労働（長時間労働）」
　　　・全体の２３・９％にあたる１２２１事業所で「残業代の不払い」

　　◯長時間労働が指摘された事業所
　　　・過労死の労災認定基準となる80時間以上の時間外労働があったのは1230事業所。
　　　　うち100時間を超えたのは730事業所。

　　◯長時間労働の業種　　　※今回調査
　　　　１位「運輸交通業」　調査した事業所の５６・８％で違反が発覚。
　　　　２位「接客娯楽業」　（５２％）
　　　　３位「教育・研究業」（４４・２％）
　
　　◯残業代の不払い
　　　「建設業」・「接客娯楽業」がともに３７％で最多。

　　◯定性的な傾向
　　　規模別では従業員１０～２９人の企業が３３・６％で最も多く、
　　　小規模な企業ほど違反が多かった。



◯詳細は、下記の報道発表資料をご覧ください。

　　”若者の「使い捨て」が疑われる企業等への重点監督の実施状況”

　　特に、四角で囲われた「〔違反・問題等の主な事例〕 」。めっちゃコスいです。





◯ここからは、ふじけんの雑感？愚痴？を記載します。

　・意外に意外！厚労省のブラック企業への調査は、これが初めてらしいです。
　　もっと調査しろっ！コスいことしてる会社いっぱいある。
　　勤務時間のうち、日報上１８０分もタバコ吸ってることになっている。とかね。

　・なぜSIerが全然あがってこない。裁量労働制度を採用しているからか。
　　不思議でたまらん。　

　・給料を時給換算してみろ。最低賃儀下回るわ。

　・早帰りデー？！家に持ち帰って仕事しましょうデーだろ？

　・振休、必須取得？！　休んだことになってるけど、実際は出社してる。
　　（これ、危険です。やってる人は気をつけてください。何かあっても労災でません。）

　・てか、世間一般のブラックに対する認識甘い？
　　残業１００時間オーバーなんか当たり前の気がする。
　　（私、慣れてしまったんですね。）



◯まとめ

　・”小規模な企業ほど違反が多かった。”　これほんまか？
　・大企業に本格的に調査に入ってみぃや。
　・でも、人間、慣れればなんとかなる。
　・みなさん、体壊さないように。

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